Sapporo sustainable life

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流氷の秘密
出張で紋別に行ってきました。

今回はコンサルと並行して環境プランニング学会の視察も
かねて「北海道立オホーツク流氷科学センター」を見学してきました。
当センターでは所長の「かいちょうちゃん」こと青田先生みずから
説明いただきとても感激しました。
実は青田先生は北大恵迪寮の大先輩でもあります。このような立派な
方が先輩でいらして誇らしく思います。

オホーツク海は豊穣の海と言われます。その秘密が流氷にあることを
ご存じでしたでしょうか。北海道のオホーツク海沿岸は世界的に
見て流氷の接岸する最南端だということです。
ロシアのアムール川(中国名黒竜江)から大量に流れ出る淡水が表層に
あり、その幅50メートルの薄い層が流氷発生のキーとなるのです。
50mという浅い海ゆえに海全体が凍る温度(-1.8度)に達します。
薄い層の表面が凍り対流が起き、養分を含んだ水が水面に上がる。
そこで光合成が行われプランクトンが繁殖するということのようです。

地球規模の動きがオホーツク海に流氷をもたらしていることになります。
とても壮大なスケールです。ところで、ここにも地球温暖化の影響が
如実に表れています。流氷の接岸している期間と面積を指標に青田先生
が調査したところ急激に減少していることがわかっています。

流氷ができなくなると海の栄養が減り魚が少なくなります。このことは
水産業に打撃を与え、地域経済を直撃します。紋別のおいしい魚でつくった
蒲鉾も食べられなくなる日がくるかもしれません。

そんなことにならないためにも教育が重要です。僕のクライアントである
「出塚水産株式会社」の新工場では、流氷のメカニズムを図解したパネルを設置する予定です。
地域の子供たちに開放し、地元の良さを知ってもらい、そして
地球環境に思いをはせてもらえたら嬉しいです。

僕が何よりも嬉しいのはこのような取組を推進しようと思う社長さんの
存在です。こういう素敵な社長が全国に増えていけばいいですね。




流氷水族館の流氷と魚たち


オヒョウ!


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