Sapporo sustainable life

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謹賀新年2015
明けましておめでとうございます。

雪かきをして、年賀状の返事を書き、イーグルスを聞きながら書いて
おります。

今年の年末年始はまったくどこへも出かけず、ひたすらのんびりして
います。雪かきが良い運動になっています。こう考えると雪かきも
悪くない?(わけないか)。普段は家で酒を飲まないのですが、年末
年始だけは解除して飲んだくれております。
飲むのはもっぱらウイスキー。高倉健さんのDVDを見ながら深夜
シングルモルト余市をちびちびと。余市はホントにうまい。
スモーキーだけど豊穣な香りがして、飽きません。

今年は統一地方選がありますね。何気なくテレビを見ていたら久しぶり
に朝生をやっていた。地方活性化という話題になってどういう討論が
行われるか見ていたら、財政政策と行政の話に終始していてどうにも
退屈であった。唯一経営者で出演していた宋さんは完全に浮いていた。
(宋さんの話にだれもついてこれないという状況です。)

対象が政策なのでマクロ的な話になるのは仕方ないにしても、地方の
経済政策という視点が欠けている。地方の経済を語る際には、その中心
には中小企業経営という視点が不可欠なのだが、そこを語る(語れる)
人材がいない。

企業経営を担うのは経営者であって政治が援助できる分野はその環境整備
ということになる。その本質はどこか?

一つは金融分野である。金融円滑化法で大きな流れができたが、これの効果は
実際大きいものがある。キャッシュフローが厳しい企業に対して、一時的に
リスケを行い、その間に本業を立て直し、しかる後に返済を開始するという
スキームであるが、これは正しい政策であると実感する。

企業経営は簡単なことではない。菅野寛さんがその著書「経営の失敗学」で
看破されているように、ビジネスはその本質として失敗するのである。
そのような企業経営において、とりわけ、資本の少ない中小企業が設備投資を
して事業を行う場合は、高いリスクを取らざるを得ない。基本的に、中小企業の
設備投資は本来資本で賄われるべきものを、長期借入で補っているというところに
構造的な矛盾がある。たとえば工場である。工場が稼働して利益を出すまでには
相当な時間がかかる。その間、キャッシュフローは出ない。にもかかわらず、
借入の返済と金利は支払わなければならない。企業は努力をしていてもそれを上回る
外部環境の変化の波が襲うことがある。幸運にもそのような波が一度も訪れる
ことなく、当初描いた利益計画が達成できれば何の問題もないが、そのような
ことは先にも言ったが、現実的には難しいのである。

一方、工場設立資金を資本性借入金で行えばどうか。これは原則利益が出るまで返済の
義務がない。したがって、経営者は安心して事業に専念できる。金融は、事業の
ステージに合わせ、資本性なのか長期(短期)資金なのかを見極める必要がある。
長期(短期)資金は「収益の発生時間ギャップ」を埋めるものであるが、資本性資金
は「資本の構成ギャップ」を埋めるものであり、両者は決定的に異なる。

金融支援が経営者のモラルハザードにつながりかねないという指摘もあるが、
上記のことを理解すれば杞憂であると言わざるを得ない。

さて、地方政府において、これら資本性借入金のスキームを下支えする政策が必要
であるということ。その際に重要なことは、それを適切に運用できるスタッフがいる
ということである。さらに重要なことは、この政策を立案して執行する立場の人物の
スタンス(価値観)である。地域経済のあり方、そして、金融のあり方を正しく理解し
なおかつ、中小企業経営の本質を理解していること。この一つでも欠ければ、その政策
には魂が入らず、結局、お役所仕事に成り下がってしまうだろう。

あれあれ、なんだか政策提言のようなことになってしまった・・・この論点、まだまだ
続きがあるのだけど、もう疲れたのでやめた(笑)

さてさて、今年の抱負である。
今年は個人的に定めた準備期間の最終年なのです。
私の経営の目標(ゴール)は、経営と税務会計を融合した新しいビジネスモデル
を確立するということです。それによって、中小企業をご支援し、もって
地域経済の活性化に資する、ということがミッションです。
従来の税理士事務所のビジネスモデルは眼中にありませんし、従来のコンサル
会社のビジネスモデルも片手落ちと感じています。そもそも我々のような職業
は、中小企業ひいては地域経済社会に生かされているのであって、そこにいかに
主体的にかかわっていけるか、この一点に存在意義があると言ってもいいでしょう。
過去からあるビジネスモデルを踏襲するだけで満足していてはいかんなと。

その準備期間の最終年です。
徐々に(本当に長い時間がかかっておりますが・・・)お客様も増えてきており
自分の業務時間の枠もそろそろフルに近づいてきています。
しかし、まだ、満タンではありません。ご縁をいただいたお客様には精一杯ご支援
させていただきます。

定年のない僕はあと20年くらいは仕事できるでしょう。
この10年で形にして、あとの10年は還元していければ良いと考えております。

というわけで、本年もよろしくお願いいたします。









 
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