Sapporo sustainable life

Sapporo sustainable life
<< November 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
 
RECOMMEND
RECOMMEND
NEW ENTRIES
RECENT COMMENT
PROFILE
 
ニーチェかサルトルか・・・
あっという間に年末である。
ぎりぎりまで仕事に追われて年賀状も書いていないありさま。
お正月までには投函しよう。

ニーチェを読む。「ツァラトゥストゥラはこう言った」
恩師の主宰する読書会のテキスト。年に一回しか参加しないので
エラそうなことも言えませんが、面白かった。

大昔から、同じようなことをまじめに考えている人がいて、その
積み重ねの上に我々がいて、まったくありがたいことです。
当時、神は死んだ、などという驚天動地な大胆な発言をしてしまった
ニーチェさんはやはりすごいなあと。
物事の本質をついて、底まで突き抜けて、そこから新しい地平を築こう
とするその強靭な精神力に感嘆する。その切って捨てる分野の範囲の広さ
はすさまじい。広く世界を相手にぶった切って、自らを追い込む。
孤独な作業ですね。この方、最後には精神を病んでしまいますがむべなるかな。

神を葬り去り、理性をも否定し、残るは自らの肉体。生身の体。
いわゆる実存的な世界。もちろん国家や社会主義も木端微塵。
ここまで、徹底されると爽快感があります。スカッとさわやかニーチェさん。

物事を徹底的に突き詰めて考える、という行為の大切さを改めて感じさせられた。
物事はそんなに簡単ではないぞ、表面だけなぞってわかるようなものはどこにもないぞ。
過去から正しいと言われているものを無条件に受け入れてはいないか?
批判的な態度というものは、研鑽しないとできてこないぞ。
そんなことを自らに言い聞かせている年の瀬です。

独立して自営を初めてから7年。わずかながらわかってきたことがあります。
あのまま大企業にいたら絶対にわからなかったことです。
それは、自らの命を燃やして生きる、というリアル感です。
走れば風が顔にあたる。風防もなければ屋根もない。
だから必死です。しかし、必死さだけでは世の中はわたっていけない。
このへんの塩梅、これは実際にやってみないとわからない。
これからも多分、わからないことの連続だろうな、でも、そこで思考停止
になってしまっては終わり。

いろんな風に吹かれて、それを体内で昇華して、つまずきながら一歩ずつ
歩いていく。つまり、心と体全体でリアルな世界を生き抜く、ということ。
このあたり、ニーチェの言う生身の人間観に近いのかもしれません。

さて、サルトルさんはなんて言うのだろう?
みなさん、良いお年をお迎えください。

 
コメント
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://blog.f-c-o.co.jp/trackback/1171892