Sapporo sustainable life

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自由からの逃走 他
 しばらく更新をサボっていたらあっという間に年末となってしまいました。

この間、複数の方から「最近、ブログ更新してませんねえ」と言われる。
すいません、そしてありがとう。読んでいてくれて。

エーリッヒ・フロム著の「自由からの逃走」を読む。
大学の恩師が主宰する読書会でのテキスト。
この本はとても面白い。恥ずかしながら学生時代には読んでおらずこの
歳になって初めて読む。しかし、おそらく、学生時代に読んでも半分程度
しか理解できなかったであろう、と思う。

中世の身分制や封建制から抜け出して「自由」の身となったが皮肉な
ことにその自由から逃走することになる。なんとも刺激的な内容である。
自由イコール不安なのである。不安は資本主義によってもたらされる
格差によって極限まで高められる。
そして、その不安を覆い隠すために人々は依存するようになる。
何に?ファシズムもしくは宗教に。自我を滅却して完全に依存すれば
安心が得られるという心理的なメカニズムのようです。

これ、今の日本や世界を覆う空気感にあてはまるような気がします。
特に今の日本において顕著です。経済の低迷と政治的な混乱を経て
人々は単純な一つのイズムに依存しようとしているような気がします。
なんとなく気持ちの悪い感じ、がしてなりません。

フロムは言う。積極的に社会に関わることで個人の「自由」は獲得できると。
その本質は「仕事」と「愛」であると。愛とは社会貢献という意味かもしれない。
そうであるならば、人類は歴史に試されているのだろう。
不安にからめ捕られて全体主義に依存するか、自我を確立して真の自由を
手に入れるか。しびれるレースが待っている。

さて、僕自身はどうだろうか。
会社という組織から逃走して自由になった。しかし、不安という大波が大群
のように次から次へと押し寄せてきて、なかなか痺れるマッチレースをやって
いる。しかし、沈没するわけにはいかない。自分のミッションのために仕事を
やり続け、なんとかしのぎ切っていかなければならない。
安寧に航海するのなら違うやり方があった。しかし、それでは自我が納得
しない。自分の自我が自発的に欲するものはまさにリアルな人生だったのだ。

こういう性分にどうして生まれたのかよくわからない。
自分でも難儀な性分だとつくづく思う。
しかしいまさらどうしようもない。

リアルライフを粛々とまっとうすること。
そんなことをあらためて思い定めている年の瀬でした。

みなさん、良いお年を!
コメント
from: 白庄司   2014/01/02 3:23 PM
藤本さん、あけましておめでとうございます。
事務所移転されたんですね。年賀状戻ってきちゃいました。年賀状代わりにコメントです(^_^;)
私も安定・安全のキヤノンからドロップアウトして早4年が経ちました。
もちろん問題山積ですが、でも自分の人生を生きる充実感はあの頃とは違うと日々実感しております。
またそのうち旨い酒をご一緒しましょう♪
今年もよろしくお願いします!
from: Y.Fujimoto   2014/01/03 11:53 AM
白庄司君、あけましておめでとう。
事務所、元に戻したんだよね。
自営業はいろいろあるけど、お互い信じるところを
やっていきましょう。
それと体が資本なのでお体ご自愛ください。

では、今年もよろしくお願いします。
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