Sapporo sustainable life

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成功と失敗を分けるもの
今日、何気なくテレビをつけたらNHKで良い番組をやっていた。

興部町にある「ノースプレインファーム」のドキュメントであった。
ここは以前、顧客の社長さんのご紹介で行ったことがあります。

社長の大黒さんは「興部にはたくさんの酪農家があるのに、学校給食に
出る牛乳は他所で作られた美味しくない牛乳だった。これはおかしいん
じゃないか」と疑問を持ち、三年も道とかけあい、自社生産の牛乳を
作ったということである。自社生産と一言で言うが、これには何千万円も
投資が必要であり、やすやすとできるものではない。その、決断たるや
相当の勇気がいったに違いない。現実は厳しく最初の受注は30本弱だった
そうである。

しかし、その後の発展は周知のとおり。品質の良い牛乳を使った加工食品
の製造に乗り出し、販路も自分で首都圏などに築いて経営は安定的に拡大
しているようである。何を隠そう、生キャラメルの生みの親は大黒さん
なのである。

さて、生キャラメルである。これは近年ブームというべき拡大を見せた。
その中心は御存じ○畑牧場である。このブランド、今や、見る影もありま
せん。札幌駅にある直営店も今では人もまばら。最盛期には長蛇の列が
できていましたが・・・

こうなることは自明でした。誰もが予想していたことです。
こうなった原因はいろいろあります。開発力の弱さ、拡大のスピードが
早すぎ、プロモーションの拙さなどなど。
しかし、この見事なまでのしっぺ返しの根本原因は、その経営理念にあると
僕は思っている。あるいは、志と言ってもいい。

何を目指して経営しているのか?経営体を立ち上げることによって何を
なし得たいのか?そしてそれは世のため人のためになるのか?
青臭い議論をして恐縮ですが、企業にはこの種のハートが絶対に不可欠
なのです。これがなければ継続して存続することはできないのです。

○畑牧場の戦略は以下のようなものであるべきだった。
仝義弔任△襯痢璽好廛譽ぅ鵐侫 璽爐閥ζ韻靴得源哉稜笋垢
地元北海道の安心安全な製品を届けることによって、消費者も喜び
 地元も潤うという大きな視点でのプロモーションを行う
G笋譴襪らと言って作りすぎず売りすぎない
っ聾気慮柩僂魍諒櫃靴弔帖⊃靴燭弊宿覆粒発に注力する

特にが重要だった。ここで、致命的なミスを犯した。
ブームになった時点で危ないと思うべきだったのだ。
ブームで買う人は基本的にリピーターにはならない。みんなが美味しいと
言っているから、試しに買うのである。その後、自分が美味しいと思って
買うかどうか?。おそらくリピーターになるのは100分の1くらいか。
となれば、生産過剰(設備過剰)になるのは明らかである。

地道にコツコツやる。機会損失というのは、競合他社がひしめいていて
なおかつ需要が旺盛な時に考えればよいのであって、今の時代、あまり
考える必要はないように思える。それより、良いものを誠実に売っている
企業が結果的に生き残るのではないか。

もちろん、コツコツやっていくモチベーションは理念であり、もしくは
それを時間軸で分割したビジョンである。
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